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同窓会の愉しみ

同窓会の愉しみ

広報担当理事 小林俊介

広報担当理事 小林俊介

同窓会の愉しみは何といっても、同じ釜の飯を食った仲間と往時を懐かしみ、会った途端、学生時代に戻って、気兼ねなく話し合える雰囲気に浸る喜びにあります。当時親しくしていた友人と歓談するのもいいですが、更なる愉しみは、その場で新たに知り合える人たちです。

仕事をリタイアすると、大半の人が家に閉じこもって社会との接点が希薄になる。一説によると7割の男性は引きこもりになって、奥さんから鬱陶しがられているようです。その点、同窓会は出席することへのハードルは低く、知人はもとより、新しい友人との出会いが新鮮であり、刺激にもなる。同窓会で初めて会う人でも、地域・学校・クラブ・職場など、少し話していると共通の接点が一つや二つはあるもの。逆にそれまでの職場生活では限られたメンバーと限られた話題に終始する場合が多いが、同窓会では様々な経歴を持つ人が多く、話していると大変興味深く、全く飽きないどころか、毎回同窓会に出席する愉しみが倍増している。是非皆さんと一緒に同窓会ライフを楽しみたいものです。

会報誌 有恒

私自身、数年前より文系の同窓会である有恒会のお手伝いをしており、全学同窓会報誌「有恒」では広報委員長として、編集に携わっていますが、面白いのは社長紹介や卒業生、大学の先生方へのインタビューです。皆さん多忙の中、たいそう熱心に応じられ、40分程度の取材予定が1時間以上、なかには3時間近いときもあり、単なる仕事の紹介以上に個人の情熱や人となりに直に接し、感銘を受けたものです。現在、毎号100件以上の投稿記事を頂いており、増加傾向にありますが、詳細内容や即時性のものはホームページ(HP)の活用を考えています。郵送で送られてくる会報誌と違い、HPは能動的に見なければならないので、見に行くトリガーを考える必要が出てくる。そのためには検索エンジンに引っかかった時に、如何にリピーターになって貰えるような紙面構成が出来るかが大事。良いヒントがあればお教え願いたい。

以下に私の略歴を記しますので、どこかで接点がある人はご連絡下さい。同窓会をやりましょう。

神戸生まれで大阪育ち。常盤小学校・南田辺小学校・田辺中学校・星光学院を経て市大法学部(原ゼミ)を昭和44年に卒業(所属クラブはFLD、落研)。同年東芝に入社、重電業務に携わり、担当役員として国内外のインフラ整備に尽力。平成21年顧問。趣味は太極拳・俳画(雅号は峻海)。