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リレーコラムの企画者として

リレーコラムの企画者として

大阪公立大学校友会理事・大阪公立大学看護同窓会事務局長 山口舞子

大阪公立大学校友会理事・大阪公立大学看護同窓会事務局長の山口舞子です。

このたびの能登半島地震により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。また救援・復興にご尽力されている皆様に深く敬意を表すとともに、皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

さて2023年4月より始まりましたこのリレーコラム、皆様楽しんでいただけておりますでしょうか。このリレーコラムは、大阪公立大学校友会の設立・運営に携わっている理事や事務局の皆さんを知っていただき、「在校生やOB・OGの皆さまに大阪公立大学校友会について関心を持っていただく」ことを願い、広報担当理事と事務局とで企画いたしました。

私自身、これまでご執筆いただいたコラムでは大学の歴史やその時代の出来事を知ったり、オンライン会議では知ることができなかった理事の皆さまのご趣味や普段のご様子を伺うことができ、楽しく拝見しております。次年度もリレーコラムを続けていく予定ですので、リレーコラム読者の皆様に依頼が届きましたら、ぜひご執筆いただけますと幸いです。

 

私自身について少しお話いたします。学部は滋賀医科大学医学部看護学科を卒業し、卒後は大阪府内の総合病院で看護師として勤務しました。その後、大阪府立大学大学院看護学研究科博士前期課程、博士後期課程を修了しました。ですので、本学の同窓会会員となったのは大学院に入ってからになります。2012年からは看護学部の教員として着任し、現在、私が力を入れていることは看護DX(デジタルトランスフォーメーション)教育の推進です。2022年度からはVR(バーチャル・リアリティー)を活用した授業(https://www.nursing.osakafu-u.ac.jp/2023/02/08/vr-news2022/)も行っています。大阪公立大学看護学部は1学年160名という国公立大学では全国一の定員数となっております。テクノロジーを活用しながら、これからの医療を担う貴重な学生さんを1人1人大切に育てることで、教員として社会に貢献していきたいと考えております。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

 

【学生との授業での一場面より】

私:「物を置いたまま、片付けてないの誰~、ちゃんと片付けてよ。」

学生A:「先生、おかん(お母さん)やな…笑。」

私:「こんな大きな子、産んだ覚えないで。うちの子はまだ小学生と保育園。でも言ってること同じやわ…ほら、看護は準備から後片付けまで全てがケアやで、片付けて~。」

学生B:「ほら、おかんやん 笑。」

写真:VRゴーグルで見ている映像をiPadで共有し、学生間でディスカッションをしながら、術後患者の看護場面について学習している様子