大阪公立大学 国際基幹教育機構では、「産学連携教育イノベーター育成プログラム アントレプレナーシップ教育力育成コース」の2024年度受講者を募集しています。
「産学連携教育イノベーター育成プログラム」とは、2019年度文部科学省採択「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」の取組の一環として開発・実施された実務家教員を育成する研修プログラムです。2023年度に補助事業が終了した後、大阪公立大学においてアントレプレナーシップ教育力育成コースを継続開講します。
■対象者
企業や地方公共団体及びその他の団体等での実務経験を有し、今後、大学など高等教育関連機関での職を目指す方、高等教育の教育研究に関心のある方等。
■研修プログラムのポイント
1. 実務家教員の育成を目的とした社会人向けプログラム
2. 職業実践力育成プログラム(BP)に新規認定
3. 厚生労働省「教育訓練給付制度(特定一般教育訓練)」対象講座に新規指定
4. これらにより、一定の条件を満たす方が修了した場合、受講料の40%(12万円)がハローワークから支給
5. オンラインと対面研修で構成しているため働きながら学びやすい
■プログラム概要
「産学連携教育イノベーター育成プログラム」は、産学が連携して人材と知の循環を促進しつつ、実践的かつ広く深い学びを追求し、学生も社会人も学び続けチャレンジし続ける社会の実現と、未来を拓く人材を各界へ輩出するため、その中心的役割を担う実務家教員を育成することを目的としています。
■コース概要
アントレプレナーシップ教育力育成コースでは、起業時や企業での新規事業開始にあたり必要な基礎知識を学ぶとともに、それらを指導・教育するための手法や技能を習得することを目的とします。本コースでは特に、高度な科学技術研究成果の事業化や産業化を例に、その際の考え方・プロセス、起業に必要な基礎知識を学びます。そして、複数の事例に基づく実践的な演習に取り組むことで、技術マネジメントの幅広い知識とアントレプレナーとして必要な素養の修得、および、その効果的な教育手法の体得を目指します。
プログラムは4つの科目で構成されています。まず、大学教員としての教育基礎力(基礎的知識・スキル・態度)をオンラインで学ぶ①「大学教育基礎力科目」(15時間)を履修したうえで、教育方法のスキルを演習形式で学ぶ②「汎用的教育実践力科目」(9時間)、汎用的専門性獲得のための「専門領域別科目」(24時間)を履修します。これらの履修をベースに、教育イノベーターとして活躍していくための資質・能力を確保するための④「教育イノベーター実践演習科目」(12時間)を履修します。
2024年度プログラム募集案内
【プログラム名】
履修証明プログラム「産学連携教育イノベーター育成プログラム アントレプレナーシップ教育力育成コース
【応募資格】
下記、①②の両方を充たす方。
①大学を卒業した方又はこれと同等以上の学力があると認められた方
②原則として専門的技術的又は管理的な職務において5年以上の実務経験を有する方
【定員】
25名
【費用】
入学金: なし
受講料: 300,000円
その他: 集合研修等(演習等)へ参加する旅費・宿泊費等は自己負担とします。
教育訓練給付金: 2023年度からプログラム全4コースが厚生労働省の指定する特定一般教育訓練講座になりました。教育訓練給付制度の受給希望者は、募集要項とともに、教育訓練給付制度(特定一般教育訓練)案内をご参照ください。
【応募方法】
以下の2024年度プログラムwebページから応募書類の様式をダウンロードし、「受講申込」リンクからご応募ください。
2024年度プログラム
https://www.omu.ac.jp/las/jitsumuka/program/entry2024/index.html
募集締切:2024年4月21日(日)
2次募集を開始しました。
募集期間:2024年4月23日(火)〜5月6日(月祝)
【受講スケジュール】
受講開始日 2024年7月25日(木)
オリエンテーション(対面) 2024年7月27日(土)
大学教育基礎力科目(オンライン) 2024年7月25日(木)~10月上旬
汎用的教育実践力科目(オンライン) 2024年9月~10月
専門領域別科目(対面・オンライン)2024年11月~12月
教育イノベーター実践演習科目(対面・オンライン) 2024年12月~2025年1月
■お問い合わせ
大阪公立大学 国際基幹教育機構 高度人材育成推進センター
産学連携教育イノベーター育成プログラム アントレプレナーシップ教育力育成コース事務局
中百舌鳥キャンパスA6棟312室 担当:土谷(つちたに)
電話 072-2152-6183
メール las-jitsumuka.ep@ml.omu.ac.jp